桂良太郎(奈良大学社会学部教授)
かつらりょうたろう 関西大学大学院社会学研究科後期博士課程満期終了、「奈良のソーシャルワーク(福祉実践)を考える会」代表、(社)奈良まちづくりセンター副理事長
●福祉の原点は「人のいのち、こころ、からだの尊さを見守る営み」である。
●その営みは忍耐が必要である。忍耐は練達を生み、練達は練られた品性を生み出し、練られた品性は希望を生み出す。
●「ゆめ・ゆとり・ゆうき」がその人を変え、社会を変えていく。
●ケアは最終的には「祈り」が存在するかしないかで、その価値が決まる。
●常にクライエントの利益を守ること。
●ソーシャルワーカーは、正しい倫理観に基づいて行動を決定しなければならない。
●アジアの福祉観や思想に学ぶべきものが多くあるのでは。
(ベトナム、シンガポールでの出会いから)
・「奈良のソーシャルワーク(福祉実践)を考える会」を通じて学んだことがらをベースにお話したいと思います。