船尾の3基の全てのスラスターは、設計容量の約70%で使用される。船舶が平穏な海域において11ノット以上の速力で航行できることが、模型試験により示された。船速試験は、このことを確認するために行われる。船首の2基のスラスターは船体内部に引き上げ、推進抵抗を減らし、操縦性を高め、航路中に損傷しないようにした。
FPSOの航路は、
-韓国のOkpoからシンガポールまで
-シンガポールで燃料補給と食料等を追加
-マラッカまでまっすぐ
-インド洋を横切り紅海まで
-スエズ運河を通って曳舟のもとへ移動
-スエズで食料等を追加し、Petro Canadaの2ndクルーが乗船
-ジブラルタルでPetro Canadaの1stクルーが下船
-Bull Armに到着、モスキート湾に移動、直ちに船の方向を180度変え、タグボートで湾内を移動
2000年5月早々にBull ArmにFPSOが到着し、52〜60日の行程が予想されている。
建造中の写真
韓国の大宇重工造船所での、鋼板切断、溶接及びブロック建造作業の進展と、その後の船舶の組立について、以下の写真(Fig12からFig28)参照。
参考図書
(省略)