日本財団 図書館


船級符号

*OI 100AT(1) Floating Production and Oil Strage Installation, for service at Terra Nova field offshore, Newfoundland

*LMC -LRS inspection of Machinery Installation/Testing

IGS -Inert gas system

 

追加符号

PM(T3) -Position Mooring

OIWS -Offshore, In Water Survey

ICC -Computer Control Operations

CCS -Centralised Control Station

 

登録標記

Ice Strengthened、SBT (LR)、Helideck

 

船舶の設計開発

背景

Brown & Root's Marine TechnologyグループはTerra Novaの船体設計を行った。このグループは、数年以上前から浮体式石油及びガス生産施設に関する海洋運搬構造物の開発を積極的に行っている。

厳しい海域用のBAR FPSOは、北海北部のNorwegian Sector内のHaltenbanken海域用に1995年に初めて開発されたFPSOのPV150標準を満足している。Haltenbanken海域の風と波の状況は、Grand Banksの風と波とよく似ており、Shawmont Brown and Rootは、Terra Novaに最も適しているとしてこのような設計を行った。(Fig.3)

FPSOの基本設計の主要目をTable 3に列記した。

甲板の横幅の半分に対して0.8mの上反りを付けたキャンバーデッキとした。キャンバーの利点として、氷の防御、腐食の軽減、ムーンプールからの火災の危険性の減少、消火水及びしぶきの迅速な排水がある。

 

船体形状の設計基盤

Terra Nova FPSOは、全ての船型リグの典型的な設計要件―安定性、構造的な統合、海洋保護、推進力及び建造コストの節約という要求を満たすと同時に、その積載貨物を運ぶために要求される重量、空間、容積を供給しなければならない―という点を分け持っている。

Terra Nova海域は、30m以上の波高の極端な100年ストームを受けやすい。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION