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漁業について

 

沖縄周辺海域は、群島沿いに北上する黒潮により豊富な魚類に恵まれ、好漁場を形成しています。

沖合海域では、一本釣り、はえ縄等の各種漁業が盛んでほぼ周年にわたって行われているので、付近航行船舶は操業漁船の動向およびその漁具などに十分注意することが必要です。

水深200m以上の海域には浮魚礁(パオヤ)が設置され、集魚効果をあげています。浮魚礁はブイで表示されていますが、水面下に設置されているものもあります。

沿岸付近では、定置網、敷網等の網漁業も盛んに行われています。また、養殖漁業も盛んで、「もずく」「くるまえび」が主で、特に、「もずく」の採藻漁業が養殖漁業の90%を占めています。

これらの定置漁網・養殖施設には、おおむね簡易標識が付設されていますが、小型で光力も弱く、状況によっては視認が困難な場合もあるので注意を要します。

 

(備考)定置漁具の詳細については、次の特殊図を参照してください。

海図第6120号19 漁具定置箇所一覧図 第19(沖縄)

 

(注意)小型定置漁具(第2種共同漁業)は、その個々の位置が確定していないので図示していません。

 

浮魚礁の種類

(代表的なものを図示したものである)

 

013-1.gif

中層型

水面下20〜40mに設置される

 

013-2.gif

表層型

表層型の浮魚礁のうち大型なものには灯およびレーダレフクターが付設されている

 

 

 

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