(3) GMTのnearneighborコマンドで各格子点に水深値を割り当てた。(図2-7手順1-2の一部)
%nearneighbor$1-I1.Om/1.Om-R170.0/180.0/30.0/36.0-G$2-S1m-N1_V
$1:入力テキストファイル(x y z)
-I1.0m/1.0m:x方向1分、y方向1分の間隔を指定。
$2:出力grdファイル(GMT用フォーマットのバイナリ形式)
-S1m:探索半径1分を指定。
-N1:探索円を分割せず処理を実行するモードを指定。
注:
・データの局所的な分布による影響を避けるため、最初にblockmedianコマンドで1分×1分メッシュ内の中央値を抜き出しておく。(この時の入出力では点の座標は移動しない。)それからnearneighborコマンドで1分×1分格子点に半径1分の円内での重み付き平均値を割り当てている。
・nearneighborコマンドでは格子点からの距離で水深点データの重み付けをしている。
w(r)=1/(1+d^2)
where
d=3*r/search_radius, r=[distance from the node]
モデル海域(G1806)での結果を図2-20に示す。
(4) GMTのsurfaceコマンドにより領域内全ての格子点について水深値を補間した。(図2-7手順1-2の一部)
%surface$1-I1.Om/1.Om-R170.0/180.0/30.0/36.0-T1.0・G$2-V
注:
・-Tオプションでtension=1を指定して計算した。
・surfaceの捕間手法はBriggs(1974)の理論に基づいている。
モデル海域(G1806)での結果を図2-21に示す。