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(5) PEC CD-Rの作成

PECの実行ファイル及び各種設定ファイルやデータファイルをCD-Rへ収録する上でインストーラー作成ソフトとしては世界標準とも言える、Install Shield (ver.5.1 Professional Edition英語版)を使用した。このソフトによってPECのインストール先のフォルダ選択、ショートカットをスタートメニューヘ登録する等の項目が視覚的かつ分かりやすく表示されるためユーザにとってインストールの負荷が少なくなる。また、CD-RへのライティングソフトとしてはB'z Recorder Goldを使用した。この流れを以下に示す。

 

PEC<上記(3) システム構成にある各種ファイル>

InstallShieldによるインストーラー作成

B'zRecorderによるCD-Rへの書込み

PEC CD-R完成

 

5.5.2 使用法

(1) インストール方法

本プログラムの収録されているCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入すると通常は自動的にセットアッププログラムが立ち上がる。セットアップが自動で始まらない時はCD-ROMドライブのSetup. exeファイルをダブルクリックすることでインストールを行うことが可能である。(デフォルト:C\Programs Files\(財)日本水路協会\PC用航海参考図(PEC)フォルダにインストール)

また、日本測地系版PECに付属で提供される潮汐及び日出没情報CD-ROMも同様にしてインストールできる。(デフォルトでは、上記のPEC本体のあるフォルダにインストールされるが、ユーザが変更した場合は変更したフォルダにインストールする)

世界測地系版PECにおいては、潮汐・日出没・月出没・潮流情報が収録された別売の電子潮見表をPECがインストールされたフォルダにデータをコピーする事で使用可能になる。この際、以下のような手順を踏む必要がある。

1] PECをインストールしたフォルダ内に、Tide, SunRise, Moon, Currentという名称のフォルダが作成されているので、まずこの4つのフォルダ内にインストールしたい電子潮見表の西暦と同じ名前のフォルダを半角で作成する。

(例:2001年用ならフォルダ名は2001)

2] 次に電子潮見表の潮汐はPECではTide、日出没はSun Rise、月出没はMoon、潮流はCurrentに対応しているので、電子潮見表の各フォルダの中にあるファイル全てをPECの対応したフォルダ内にコピーする。

 

*すでにPECを起動している場合は一度PECを終了して再起動させること。

 

 

 

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