5.4 航海支援情報の重畳表示
5.4.1 航海支援情報編集プログラム
個別ファイルで提供される潮汐、潮流、日出没・月出没情報を航海支援情報として利用可能とするため、予測値編集プログラムを作成した。
この航海支援情報は、当協会によって発行している電子潮汐情報を基に作成されており、潮高の基準面が海図に示される水深の基準面と一致している。
この航海支援情報編集プログラムでは、指定した地点(測定点)と月日における一日間の毎時の潮高・潮高曲線、指定年月日の日出没情報等を表示する潮汐照会による機能と、指定した地点(潮流点)と月日における一日間の毎時の潮流の流速と流向を表示する1地点における潮流照会機能、全潮流点の流速と流向を表示する年月日及び時刻指定による全地点の潮流照会機能がある。
(デフォルト時刻:潮汐検索メニュー選択時のシステムタイマーの時刻)
この潮汐、潮流、日出没・月出没情報は収録された月日の範囲内で任意に表示を変えることができる。潮汐の表示グラフにおいては、現時刻を赤線・指定時刻を緑線で表示して一目で潮高を確認することが可能である。
潮汐照会においては、測定点でこのようにダイアログ表示される。