日本財団 図書館


・見島漁業協同組合 TEL0838-23-2311

・木造船2隻の和船による競漕 櫓5丁 踊り子 太鼓

★三連動の舟による御神幸があり、御旅所で待機している所で、沖から浜に向かって舟競漕が行われる。東西に分かれた頭屋(舟主)はくじによって選ばれた選手を集めレースに臨む。踊り子は一番若い人がなる。距離は250m余。

 

073-1.gif

 

16] 十七夜祭

・山口県萩市大島

・旧6月17日

・大島漁業協同組合 TEL0838-28-1212

・木造船4隻の和船による競漕 小櫂10丁 大櫂1丁 ドラ

★現在はペーロン形式で行っているが、以前は和船であった。櫓8丁に拍子取りが乗った。距離は現在と同じ往復1.5km。

 

073-2.gif

 

17] 萩・魚まつりペーロン競漕大会

・山口県萩市前小畑萩漁港

・10月中旬(平成8、9年以後行われていない)

・魚まつり実行委員会

・プラスチック船4隻のペーロン舟による競漕 小櫂10丁 大櫂1丁 ドラ

★魚まつりの余興として行われた。

 

18] 和船競漕

・山口県萩市玉江浦

・6月第1日曜日

・玉江浦漁業協同組合(玉江浦ふるさと祭り) TEL0838-25-1493

・木造船3隻の和船による競漕(数年前までは4隻) 櫓5丁 やっこ 拍子取り

★当浦にある4つの「青年宿」、上、中間、角屋、下組による対抗船競漕である。

かつて大漁祈願や航海安全を願って厳島神杜の祭礼は旧5月11、12日に行われていた。この祭を漁民は弁天祭と呼んでいる。この祭は玉江浦にとって年間の最大行事となっていた。よって近年に至るまで遠洋漁業従事者は競漕の4日前にはかならず帰着することが定められている。そして競漕は雨天決行された。

競漕の起源やその時期については明らかでないが、毛利藩のお膝元でもあり、水軍の養成というのもうなずける。船首に水軍のマークが描かれたり、雨天決行されてきたということなども、それを裏づけるものかもしれない。

 

073-3.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION