◆兵庫県
30] ぼうぜペーロンフェスタ
・兵庫県飾磨郡家島町坊勢
・8月最初の土曜日 坊勢西ノ浦公共埋立地前
・実行委員会 家島町坊勢支所 TEL07932-7-1001
・ペーロン 櫂 漕ぎ手20人 太鼓打ち1人 ドラ打ち1人 22人乗り
★往復400mのコースで、一般男子、女子、オープン、小学生、中学生(男女混合)の5種目がある。船は木造とFRP船をともに使用。
31] 相生ペーロン祭
・兵庫県相生市
・5月最終日曜日 相生湾
・ペーロン祭り協賛会 相生市経済振興課 TEL0791-23-7133
・ペーロン(木造) パドル 漕ぎ手28人 大櫂(梶)1人 太鼓打ち1人 ドラ1人 艇長1人 32人乗り
★播州地方に初夏を告げる一大イベント。歴史も長く規模も大きなペーロン大会である。
予選600m、決勝900mの往復コースで競われる。
また、レース中にペーロン船による御座船曳航による天白神社への海上渡御がある。競漕大会の沿革について相生市の資料によれば、大正11年に長崎県出身の播磨造船所従業員によって伝えられ、終戦までは毎年5月27日の海軍記念日に同社構内天白神社の例祭として、ボートレースと共におこなわれてきたが、この異国情緒あふれるペーロン競漕を絶やすことなく続けたいと、戦後、市・商工会議所・播磨造船所の共催による「相生港まつり」として開催し、現在の祭りの基礎を築いた。昭和37年には市・商工会議所・石川島播磨重工業の三者により「相生ペーロン祭協賛会」を結成し、翌昭和38年からは「相生ペーロン祭」として盛大におこなわれている。
昭和28年頃の船の大きさは長さ13.55m、幅1.75mで艇長、舵取り、監督2名、太鼓、ドラ、漕手34名の計40名であったが、その後何度か造り替えられ、現在は長さ12m、幅1.58mで乗り手の数は32名になっている。