(参考) 衝突危険監視演算
船舶の衝突危険監視演算における、船舶間最接近距離CPA(Closest Point of Approach)と船舶同士が最接近するまでの時間TCPA(Time to CPA:最接近距離到達時間)について、以下に補足説明を行う。
下図は、観測位置をA(衝突危険監視の対象船)、被監視位置をB(衝突危険監視の被対象船)とし、Aから見たBの相対位置ベクトルをL=(X,Y)、Aから見たBの相対速度ベクトルをM=(U,V)で示した図である、
この場合、最接近距離CPAと最接近距離到達時間TCPAは次に示すとおりとなる。