2.2 新方式レーダーのレーダー映像(主に表示)処理系の検討
昨年度の中間報告書第3章に記載したとおり、新方式レーダーの採用で高速船(航海速力が約35ノット以上)が追尾できるほか、航海速力が約35ノットまでの一般船舶の追尾が既存レーダー方式よりも早く安定することと、追尾に成功する確率が既存レーダー方式より向上することなどが期待できる。これらの効果は前述した合成装置とレーダー運用卓の情報処理装置で構成されるレーダー映像(主に表示)処理系に反映される。
新方式レーダーのレーダー映像(主に表示)処理系に関する検討結果を表2.2に示す。