AIS8/6/1r1
第8回AIS委員会報告書
大要
作業委員会は、AISの表示モード、表示器及び記号についてなされた研究についての各種の報告書並びに提出資料の検討を行った。この作業は第9回委員会においても引き続き行われる。
AISについてのIALA指針の検討が行われたが、この作業は更に継続して行われる。これは大作業であり、多数の人々が執筆者として貢献することが求められている。
AISに対するIALAの今後の役割、特に勧告ITU-R M.1371-1に対して果たす役割についてのより詳しい情報が求められたのに応じて、報告書が作成された。
技術作業グループ(WG 2)の作業の完了に伴い、新たな寄託事項が作成された。その内容は、基本的には上記報告書による実施計画である。
IALA AISシンポジウムの必要性について意見が交わされたが、委員会としては、開催することの必要性は認めるものの、IMOによる2002年の搭載義務化が実施されてからの方が良いということになった。
lEC/TC80/WG8A(AIS関連)の議長R. Lee氏が、IECにおけるAISに対する取り組みについて、概略の説明を行った。
D. Pietraszewski氏が、合衆国コーストガード研究開発センターで開発されたAISシミュレーターについて発表した。
1. 一般事項
1.1 第8回AIS委員会は2000年11月6日から8日まで、IALA本部で、B. Tepper氏(カナダ)を議長、Capt. H-H. Callsen-Bracker(ドイツ)を副議長として開催された。委員会書記はBruce Kelloway氏が務めた。
1.2 参加者名簿はAIS 8/Annex 1のとおり。
1.3 関連文書はAIS 8/Annex 2(略)のとおり
1.4 5つの作業グループの議長は次のとおり。
WG 1 B. Petterson(欠席)
WG 2 J-H. Oltmann
WG 3 B. Tepper
WG 4 P. Dugher
WG 5 H-H. Callsen-Bracker