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1. 全般

 

1.1 VTS委員会は、第14回会議を2000年9月4日から8日までIALA本部において、M.ソロシ氏(米国)を議長、B.リチャードソン氏を副議長として開催した。事務担当は、ブルース・ケロウエイ氏であった。

 

1. 本会期の議題は、VTS14/1/1に示されている。

2. 参加者リストは、VTS14/別紙1に示されている。

3. 文書リストは、VTS14/別紙2に示されている。

4. 作業班は3組で、代表者は以下のとおりであった。

 

運用班(WG1) 議長:マーチン氏、記録係:ホサイン女史

技術班(WG2) 議長:ラルー氏、記録係:ハドリー氏

要員/研修班(WG3) 議長:イーデス氏、記録係:ヒューズ氏

 

1.2 事務局長のクルーズ氏が、IALA本部への歓迎の意を表し、本委員会の作業にについて所見を述べた。海上安全委員会(MSC)が、回報(STW31/37)を作成し、メンバー国政府へ、当該国のVTS担当部局がVTS要員の研修及び資格認定について検討する際は、IALA勧告V103と付属の各模範研修コースとへ注目するようにさせることを要請した、という点が認識された。事務局長は、また、VTSの分類に関して行われている作業を、前回会議で提示されたとおりに支持した。

 

1.3 事務局長は、VTS研修施設の認定に関するワークショップが大成功であった旨述べた。理事会は、同ワークショップで作成されたガイドラインを承認している。また、理事会は、本委員会の作業負荷が大きいことを認識しており、これらのワークショップを特定の作業を完了させるために使用している、と述べた。なお、全員が、来たる2001年2月12−16日、スペインのヒホンにあるSasemar-Centro Jovellanosにおいて行われる、VTS運用者の事前学習の評価に関するワークショップを想起させられた。

 

1.4 各メンバーは、また、2000年10月16日−20日に、カナダのケベック市で開催されることになっている、「危機状況の評価及び危機管理」についてのIALAワークショップを想起させられた。このワークショップは、制限水路における危機管理技法及び通航管理に焦点を置くこと予定である。

 

1.5 本委員会は、SMCPの最新改訂版は旧版について受容できる改善が行われたものになっている、という意見にある。

 

 

 

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