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1.6 仕様変更の内訳

 

今回の新海上システムは、稼動後に利用者からの要望やシステムの問題点を改善するため(表5)の内訳にあるようなプログラムの変更が行われ、今後さらに50件程度のプログラム変更が予定されているとの事です。

プログラムの変更は通常、掲示板(図3-2)に掲載され、NACCSパッケージを利用している業者は掲示板からバージョンアッププログラムをダウンロードすることで適用させています。もちろん自社開発した業者は独自に変更を行う必要があります。

また、ゲートウェイユーザ(100社ほど)は、開発ベンダーからサーバーに対する追加・修正パッチを適用する必要があります。

仕様変更の内訳を利用者の立場で見て行くと、やはり「システム処理と物流の実態との差異を解消」「入力データの厳密なチェックを緩和」「手続の利便性向上」「入力事務の負担軽減」「情報登録の訂正等容易化」等に大きな興味があるところです。

 

表5 仕様変更の内訳

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