大スース
人口113万人が集まるサヘル地方は、スース・モナスティール・マハディアの3行政区にまたがる。この地方の特徴は交通機関相互の容赦のない競争である。
実際、移動構造を見ると住民の多くがルアージュ(乗り合いタクシー)・タクシー・2輪車を使っている。タクシー・ルアージュ・2輪車の市場シェアは、スース地区で約45%である。
公共交通の各営業主体(SNCFT、STS、ルアージュ、タクシー)がスース〜モナスティール〜マハディアの基幹路線で輸送する人員は1996年で34,000人であった。このうちferrivial交通のシェアは約29%、STSは約26%のシェア、残り38%がルアージュとタクシーである。
個人の交通手段は自家用車と2輪車と見られ、これが全移動の54%という大部分を占めている。