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●料金

料金は路線により異なるが、路線内は一律料金である。

運転手が集金することもあり、比較的単純な料金設定がなされている。一例を挙げると、バスターミナル→タドゥア間(約30km)が1000Kip(約15円)、バスターミナル→ドンドック大学間(約12km)が500Kip(約7〜8円)である。支払いは降車時に行う。

エアコンバスと普通のバスの料金は同じである。これは、実験的に差別化した料金設定を導入したことがある(1999年に2ヶ月間)が、エアコンバスに乗る人が少なかったためである。

 

(2) 事業者組織、バス車両の管理

路線バスはすべてビエンチャン県庁の下部組織であるビエンチャンバス公社が運行している。公社は修理、集金、運行、事務・経営の4部門がある。

●車両数、車両の導入

車両は1993年に自己資金で購入したもの以外全てJICAによる無償供与を受けている。バス需要が非常に高いため、車両の導入は考えているが、具体的な計画策定には至っていない。

 

表3.3 ビエンチャンバス公社所有車両インベントリー

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出所:ビエンチャンバス公社

 

●運転手の効率性

基本的に午前8時〜午後4時までの勤務で、時間外勤務には手当が出る。土日の運行には150%、休日には200%の報酬を支払っている。給与水準は政府の基準に従っており、ボーナス、家族手当もある。

運転手の労働効率は非常に高い。一例として一日の労働状況を示すと、ある運転手は片道1時間弱の路線(30km)を1日5往復する。また、効率性の面から車掌を乗せず、ワンマン運行である。

 

 

 

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