1999年12月末までに産業及びサービスの分野では372社の外国企業及びジョイントベンチャー企業が設立され、その内331社はすでに営業を開始している。それらを産業別に分類すると以下の通りとなる。:
・農業(2社)
・化学及び製薬(4社)
・衣服(4社)
・通信(3社)
・コンクリート(8社)
・建設機器(4社)
・コンサルタント(5社)
・電子機器(90社)
・漁業(3社)
・重機器(8社)
・ホテル、レジャー(26社)
・皮製品(2社)
・機械(4社)
・メンテナンス(12社)
・金属製品(36社)
・石油及びガス採鉱(29社)
・梱包(16社)
・プラスチック製品(20社)
・印刷(3社)
・不動産開発及び建設(21社)
・ゴム製品(5社)
・造船(22社)
・その他(4社)
1.8 バタム島の造船業
バタム島産業開発の歴史からわかるように、バタム島は当初石油採掘活動の輸送供給基地に指定されていた。その後開発は石油精製所及びその関連産業を中心に行われ、バタム島全土が保税産業開発地域と変わっていった。
バタム島産業開発の当初の目標は、ハイテクノロジーの輸出型電子産業並びに金属、オイル及びガス関連産業といった他の産業へと向けられた。
しかし、造船業については未だ検討されていない。1981年に国内投資法に基づき小規模な造船所が1つ設立された。同造船所ではバージ及び小型船舶の建造が中心であった。1990年以降、65,000DWTまでの大型船舶の建造及び修繕を行うより大規模な造船所がバタム島に設立された。
現在5つの大規模造船/修繕所がバタム島及びカリマン島で営業している。