11.3.3 輸送機関分担率の推定
本調査の第8章で述べたロジットモデルを利用してそれぞれのサービスでの沿岸輸送の達成可能占有比率を概算した。一般貨物には、第8章で述べた係数を適用した。しかし、バラ積み貨物には、係数は貨物の時間、貨物取扱及び頻度に対する要求の低さ、並びに費用に対しより重きをおくことを反映させるよう係数を調整した。調整後のこれらの係数は下記の表11.3.3-1に示した。
全ての場合において、輸送機関分担率は、海上輸送される貨物がそれぞれの終点で平均60kmの距離の補助的な道路輸送を必要としており、陸上輸送の全費用は、ETO(タイ政府機関公社(トラック輸送))の一覧表に従って170バーツ/トンであるとの仮定に基づいている。