注:費用は百万バーツ単位
備考:(※タグボートの価格)
外洋航行バージの特徴は、シンガポールのバージ設計及び運航会社であるChuan Hup Enterprises社からの情報に基づいている。それは2,759hpのタグボートに引かれた5×1,000tのバージの費用及び特徴を記している。これはタイの環境で通常見られる、より説得力のある構成である17。高馬力バージの値については、より速い速力及びより高い建造費用と燃料消費に反映されている。
伝統的なバージ事業は現在タイの沿岸上で使用されている種類と同じものである。費用は業界関係者及びSTS Engineering/BERA(1998年)の調査報告書の情報に基づいている。典型的な実質運航速力は業界との協議中に引用された運送時間から推断している。
一般貨物船の費用及び特徴は、多数のLloyd's Shipping Economist中のデータ分析に基づいている。Ro-Ro船の費用の推定にも同じ文献を使用した。行った数種の感度分析により、それぞれのタグボートにバージが2隻用意され、タグボートがバージを残して港を素早く出発する定時サービスが可能であった場合に得られる経済効果を評価している。
17 STS Engineering/BERA社の沿岸/河川積み替えに関するフィージビリティースタディー:要約では1200馬力のバージが4×1000トンのバージを沿岸海域で引くことを提案している(p36)。また、海上輸送におけるバージ利用に関する調査では400hpのタグボートを沿岸海域で使用するものも提案している(図2-2)。