日本財団 図書館


長期的規制値の要点は、下記のとおりである。

* THC+NOx:1.5-2.5g/kW・hr、CO:4-10g/kW・hr

* T (Total) HC+NOxを規制(メタン測定不要)

* 適用年未定(下記技術項目についてのコメントに基づき決定)

* 規制値作成のために基準となった技術:基本的には短期的規制値の場合の技術と同じ

* 電子燃料注入及び触媒法。ただし、いずれも低排出を得るために改良されたもの。

* 適用年決定のための技術検討項目

・複合Duty Cycle (テストサイクルを複合化した方が低排出)

・コントロールソフトウェア(何処まで精密化可能か)

・燃料の種類(LPG、ガソリン、LNGに対し同じ規制値で良いか)

・空冷エンジンに対する規制値

空冷エンジンはCO排出量が多いので、3つの規制値を提案コメントを求めている。

1) 上記長期的規制値をそのまま適用

2) 19kW以下の非道路エンジンの規制値NOx+HC:12.1g/kW・hr、CO:610g/kW・hrをそのまま適用

3) 上記長期的規制値のCOのみ75-100g/kW・hrに変更して適用

・主として室内で使われる機械(例えばフォークリフト)の運転者の安全のためのCO値

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION