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新世代のRoPaxが欧州市場に及ぼす影響

 事業名 基盤整備
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


第8章:フェリー運航事業者

 

8.1 各運航事業者の概況

RoPaxの大手オペレーターを、今後参入見込のものも含めて、以下に示す。

- Irish Ferries (ICG), Merchant Ferries/Belfast Freight Ferries (Cenargo), Irish Sea

- P&O North Sea Ferries, P&O European Ferries

- Stena AB

- DFDS - Scandinavian Seaways/Tor Line/Fred Olsen

- Scandlines

- Finncarriers

- Attica/Superfast/Strinzis, Minoan, ANEK.

- Grandi Navi Veloci, Tirrenia Group

- Trasmediterranea

また、規模は若干小さいが、やはり重要なオペレーターにColor Line、Silja Line、Viking Lineなどがある。近年のフェリー業界における主要な趨勢の一つは、以下に示すように、大手事業者間の統合であり、その結果、船舶の潜在的な購入者の数が減っている。

- DFDSはTor Lineを買収の後、さらにFred Olsenの所有権も取得。

- CenargoはBelfast Fright Ferriesを買収の後、Norse Irishの所有権も取得。

- P&OはNedlloydが保有していたNorth Sea Ferriesの50%持分を買収。

- Superfastの親会社Attica EnterprisesはStrinzisの38%持分を取得。

- Marsano(Sarda di Nav 6RoRo + RoPax)とTourship Group(Corsica FerriesとSardinia Ferries(フェリー5隻と高速フェリー3隻保有)は、現在SNCMが運航しているフランス/コルシカ間の(助成を受けた)公営航路を運航する認可取得を目的に、最近合併した。

航海頻度を増大し、かつ、大型船を投入できるだけのスケール・メリットを実現すべく、今後も統合が進むことが予測されるが、一方でこれが一部の中小航路やオペレーターを撤退に追い込んでいる。また、EC域内における免税売店の撤廃は収入減を招き、オペレーターは経費節減を狙うか、値上げをして需要減を甘受するかの選択を迫られた。1999年1月1日に地中海のEC域内水域に導入された内航海運の自由化により競争が激化した。ただしギリシャとイタリアは2004年1月1日まで自由化を猶予されている。この措置により今後ギリシャの国内航路ではかなりの変化が生じることになろう。

以下に各運航事業者毎の現況(営業航路、保有船舶、企業概要・経営状況、新造船発注動向)を示した。

 

 

 

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