シンガポール国内の主な造船所の実績
1] ケッペル日立造船(船舶修繕・改造および船舶製造)
ケッペル造船所と日立造船シンガポールが合併しケッペル日立造船となった。合併に伴い会計年度が変更になり、従来の3月末締めから12月末締めとなった。このため、業績は、今年度は暫定的に4月1日から12月末の期間で取りまとめられている。この期間の売り上げは、1億41百万シンガポールドル
日立造船グループの1998年の業況は厳しいものがあった。19,150DWT型多目的コンテナ船4隻の建造およびFPSO船への改造工事については、オーバーコストとなった。
2] ケッペル・マリン・インダストリー(主として船舶製造)
通常の修繕工事が減少したので、改造工事に集中した。このため、いくつかの高付加価値プロジェクトが竣工した大型の改造工事としては、バルチラ向けの2隻の発電船の改造や、サンローバークルーズ社向けの高速旅客フェリーの整備などがあった。