− 溶接用電極
− 舶用エンジン(12,000HP以下)
− 舶用発電機(4000KVA以下)
− 舶用モーター(132KVA以下)
− 低電圧及び中電圧舶用配電盤及び制御盤
− デッキ用機器類
− 操舵装置
− 貨物取扱装置
− ハッチカバー
− 舶用ポンプ
− バルブ
− 亜鉛及びアルミニウムアノード
− 舶用無線電話
− 舶用小型レーダー
− 舶用無線送信機/受信機
− 音響測探器
− パイプ
− 鋳造品(錨、舵等)
− アンカーチェーン
− プロペラ(直径3m以下)
− 舶用ペイント
− 舶内家具
− 船内調理設備
− ワイヤーロープ
4.5 外国への輸出見通し
造船関連産業による製品の輸出には、直接輸出あるいは間接輸出の形態がある。直接輸出とは製品を海外のバイヤー、造船所、船会社あるいは舶用資材、機械・機器類を取り扱う貿易業者に輸出することである。間接輸出とは、国内造船所が建造した輸出船に製品を積み込み、国内製品を販売することである。インドネシアの造船関連産業は、以下のような製品を直接あるいは間接的に輸出することに成功している。
− 直接輸出:船のチェーン、係船柱、スチール製ドア、船体鋼板、舶用ペイント、FRP救命ボート
− 間接輸出:国内造船所が建造した輸出船(18,900GT貨客船、16,000DWTケミカルタンカー、42,000DWTバラ積船、5,500m3LPG輸送船等)による。一般の製造品と同様、輸出の可否は品質、価格、納期、マーケティング能力や企業の成熟度などの要因にかかっている。