EMEの政府投資は、世界の総計の中で、わずかの割合を占めるにすぎないが、これは、最近のヨーロッパ政府の多くが、民営化政策を取っているためである。EMEの政府投資の大半は、中東地区のもので、イラン、クウェート及びサウジアラビアでは、いまだに多くの政府管轄の船腹を保有している。EMEの政府投資の総計は73億ドルとなっている。
残りの158億ドルが個人投資である。この出資源については、実地の調査は行っていないが、南ヨーロッパ及びギリシャが大半を占める可能性が強い。なぜならば、以前個人所有会社であった多くのスカンジナビアの企業は、現在では上場会社となっているためである。