4.2 銀行、公開及び政府機関の債務-世界的状況
世界の海運業に供与された債務総計は、1998年末でおよそ1,304億ドルである。この中には、海運融資のポートフォリオが貸付残高1億ドルを超える海運ファイナンスで活躍している銀行57行によって供与された958億ドルが含まれている。新造船契約に融資を行う8つの主要政府機関2によるローンは、194億ドルになる。残りが公開債務の52億ドルと税金タックス・リースの100億ドルである。これらの評価は、債務総額の21%は公開された情報から、17%は口頭による確認に基く分析によるものであり、残りの62%は、コンサルタントの経験とノウハウに基づくものである。
2 Danish Ships Credit Fund、日本輸出入銀行、韓国輸出入銀行、Finish Export Credit、KfW/Hermes、COFAC、SMFC及びMarAd