ヨーロッパと中東地区は、貨物の分布や貿易に対する歴史的な積極性を背景に、DWTベースでウェットバルクの55%、ドライバルクの41%を支配しており、ウェットバルク・ドライバルク全体では、その48%を支配している。極東地域全体(日本、アジア・オーストラレーシア)では、ウェットバルクの24%、ドライバルクの45%で、全体の33%を支配している。ヨーロッパと極東地域は一般貨物・その他の分野でも、支配的影響力を持っており、それぞれ47%と31%を占めている。
船腹の資本価値ベースでも、同様の傾向が見られるが、一般貨物やその他の部門が、より大きな比重を占めている。船腹の資本価値で見た実質船主の分布を図2.C、表2.Eに示す。