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(6) 上甲板には空コンテナ、空パレットの積載も考慮した。

次頁の図1「荷役概念図」に、以上の基本計画の概要を示している。

 

2.2 対応型新型内航船の基本条件と主要目

2.2.1 基本条件の設定

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2.2.2 主要寸法等

048-2.gif

 

2.2.3 荷役設備等

1] 上甲板には倉口、ハッチカバーは設けない。但し、荷役装置故障時の非常用として荷役用小倉口を設けることは有効である。

2] 舷側(乾舷甲板)に倉口を設け、パレット貨物の搬入、搬出を行う。

3] 舷側倉口には閉鎖扉を設ける。

4] 荷役設備として舷振り出し/引き込み式プラットフォーム(パレット受け台)付エレベーターを設ける。

5] 潮位変化、喫水変化に対応出来る荷役設備とする。

6] トラック〜エレベーター〜パレットラックはフォークリフト荷役とする。

7] 倉内パレットラックを自動倉庫機能付とする。

8] 約600個のパレット貨物を8時間以内に積み込む。又は取り卸しを行うよう設定する。

 

 

 

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