日本財団 図書館


次にNO転化率のSV依存性についてみると、図4.4-5に示すように、SV値が6,000から15,000h-1の範囲では88%以上のNO除去率を示した。また、図4.4-6に示すように、SV=15,000h-1の高SV条件下でも、300℃から420℃の範囲で85%以上のNO除去率を示すことが明らかとなった。したがって、これらのデータをもとに、2層反応でのSV値を10,000h-1と想定した。

 

058-1.gif

図4.4-5 NO転化率のSV依存性

触媒:V2O5/TiO2 (V2O5=1.0%)

SV=6,000〜15,000h-1、反応温度:300℃.

NO=1000ppm、O2=10%、H2O=10%、

Total flow rate=100cm3/min.

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION