残波岬灯台(ざんぱみさきとうだい)
残波岬は、紺碧の海原に木の枝のように突き出しています。
この地形から、古代においては「崎枝(さきよだ)」と呼ばれ、沖に広がる広大なリーフにより、岬付近の海域を往来する船舶にとっては緊張の絶えない航海の難所でした。
この地は、戦後米軍が長い年月にわたって実弾演習場にしたので人の立入はゆるされませんでしたが、沖縄の本土復帰により、かねて灯台設置要望の強かったこの地に、1973年(昭和48年)度事業により建設に着手、翌1974年3月30日初点灯しました。
ここに南西諸島随一の高さを誇る大型灯台が誕生しました。
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