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図1 Hawkins、1987による。SHELモデル

 

人間(中心的構成要素)

このシステムで最も価値がありかつ柔軟な構成要素が人的要素(ヒューマンエレメント)、すなわち、人間であり、これはモデルの中心におかれている。各人は、肉体的、生理的、心理的又は心理社会的な能力及び限界をそれぞれもっている。この構成要素は運転又は運転支援に関わる人全てに適用できる。対象となる人は他の4要素のそれぞれと直接的に相互作用している。各人及び各相互作用あるいはインタフェースはヒューマンパフォーマンス調査の対象分野となる可能性がある。

 

人間(周辺)

人間の周辺要素とは、管理、監督、乗組員の相互作用及び意思疎通等の要因を含むこのシステムの人対人の相互作用に関するものである。

 

ハードウェア

八ードウェアとは輸送システムの機器部分に関わる。それは、ワークステーション、ディスプレー、操縦装置、座席などの設計を含む。

 

ソフトウェア

ソフトウェアとは、組織上の方針、手順、マニュアル、チェックリストのレイアウト、海図、地図、助言、さらに最近増加しているコンピュータプログラムを含むシステムの非物理的部分である。

 

 

 

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