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新冷媒対応空調・冷凍装置の調査研究

 

潮冷熱株式会社

 

1. 目的

現在使用されている空調冷凍装置の冷媒(R-22)が、2020年全廃になる。

これにより、船舶では廃止前に新冷媒を使用したこれらの機器を搭載しなければならない。このために、新しい冷媒を使用した空調冷凍装置の開発が必要となった。

新しい冷媒として、現在、種々候補があるが、本調査研究では、R407(3種類の冷媒の混合物)に焦点を絞って調査研究を行う。

 

2. 実施経過

2.1 実施項目

本調査研究では、以下の項目について実施した。

1] 従来の冷媒(R-22)仕様にて、蒸発器を設置した空調機の製作:上記の空調機にR-407Cを使用した運転調査

2] 従来型を改造し、R-407C蒸発器を製作及び空調機の製作:上記の空調機の冷媒分配の調査

3] 1]、2]の調査を基に、入力デストリビュータ、改造による空調機の製作:上記の空調機の冷媒分配の調査

 

2.2 実施期間

開始 平成11年4月1日

終了 平成12年1月29日

 

2.3 実施場所

実施場所 潮冷熱株式会杜 本社工場

 

3. 実施内容

3.1 はじめに

1974年、米国の教授等による論文により、フロンが成層圏で分解すると、フロン分子中の塩素原子がオゾン層を破壊する事が判明した。その後、国際的な観測により南極上空でオゾン層の減少が確認されることにより、多くの技術者等による研究の上、1985年ウィーン条約が成立。その後1987年モントリオール議定書等により我が国も特定フロン等の規制が実施され始めた。

 

 

 

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