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図1 汽笛受信装置構成図

 

3.2 マイクケースの調査

マイクユニットは暴露部に設置されるため、強い対侯性が要求される。そこでマイクロホンをマイクケースに収めることで十分な対侯性を持たせることにした。マイクの特性は外部のケースの形状等にかなりの影響を受けるため、マイクケースにマイクロホンを収めた状態でその周波数特性及び指向性を調べ、マイクケースの選定を行った。

 

3.2.1 マイクケース

マイクケースには弊社の防水型スピーカに使用されている外皮部分を使用することとした。本研究にあたりマイクケースA、マイクケースBの2種類のマイクケースを用意した。2種類のマイクケースにマイクロホンを収め、各試験を行った。各マイクケース外形図を図2、図3に示す

 

3.2.2 マイクケース周波数特性

マイクユニットは外部の音響信号を受信するセンサーの役割も果たすため、使用する周波数帯においてなるべく平坦な周波数特性を持っていることが望ましい。そこで、上記2種類のマイクケースに対して周波数特性試験を行うことにした。

マイクケースの周波数特性を調査するにあたり、無響室内に図4のような実験装置を構成した。

 

 

 

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