メッシュ当たり5,000隻以上の海域は、上記10,000隻以上の海域につながる本州の東京湾湾口から大隅海咲に至る海域及び朝鮮半島南部沿岸海域と、山東半島北東部沿岸海域、揚子江河口から台湾海峡に至る航路帯である。
4] 10,000GT〜29,999GT(図2.8-10参照)
この船型の船舶航行の集中しているメッシュ当たり10,000隻以上の海域は次のとおりである。なお、この船型の全航海数は54,374航海である。
・相模灘〜駿河灘
・朝鮮半島Busan港付近
・台湾海峡北口(北緯25度、東経121度付近)
メッシュ当たり5,000隻以上の海域は、上記10,000隻以上の海域につながる本州の東京湾湾口から大隅海峡に至る海域の一部及び朝鮮半島南部沿岸海域と、揚子江河口から台湾海峡に至る航路帯の一部である。
海域別の集中傾向は全船舶の場合とおおむね同様である。
5] 30,000GT〜99,999GT(図2.8-11参照)
この船型の船舶航行の集中しているメッシュ当たり10,000隻以上の海域は次のとおりである。なお、この船型の全航海数は40,504航海である。
・相模灘と駿河灘
また、メッシュ当たり5,000隻以上の海域は次のとおりである。
・本州の犬吠埼以南から紀伊半島南方
・紀伊水道及び友ケ島水道
・室戸崎南方
・大隅海峡
・朝鮮半島Busan港付近
・台湾海峡北口
・台湾Kaohsiung港付近
犬吠埼以南の本州、四国及び九州から台湾海峡及びルソン海峡に至る航路帯、朝鮮海峡から台湾海峡に至る航路帯、揚子江河口から台湾海峡に至る航路帯、朝鮮・対馬海峡から津軽海峡へ至る航路帯、津軽海峡東口及び本州南岸から北米大陸諸港へ至る航路帯は、航行隻数の集中が30,000GT未満の船舶より顕著である。日本海北部及びオホーツク海の航行隻数密度は小さい。