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日本を除く極東ゾーンの諸港と日本の諸港との間の航海数の割合は約8%(全船舶約12%)であり、日本を除く極東ゾーンの諸港と日本以外の諸港との間の航海数は約40%(全船舶約35%)で、両者を合わせると約48%(全船舶約47%)を占めている。また、東南アジアゾーンの諸港は、日本の諸港との間の航海数が約3%(全船舶約3%)で、日本以外の諸港との間の航海数が約5%(全船舶約3%)であり、両者を合わせると約8%(全船舶約6%)である。

 

5] 30,000GT〜99,999GT(表2.8-5参照)

この船型の船舶は、日本を除く極東ゾーンの諸港を仕出港又は仕向港とする割合が幾分小さくなり、日本の諸港との間の航海数の割合は約7%(全船舶約12%)であり、日本を除く極東ゾーンの諸港と日本以外の諸港との間の航海数は約25%(全船舶約35%)で、両者を合わせると約32%(全船舶約47%)となる。一方、米国西岸ゾーン(図2.2-2のゾーン分類がW-USA、並びにOD総括表見出しの仕出港又は仕向港のゾーン分類がW-USAで示されているゾーン。)の諸港を仕出港又は仕向港とする割合は約6%(全船舶約2%)、豪州ゾーン(図2.2-2のゾーン分類がAustralia、並びにOD総括表見出しの仕出港又は仕向港のゾーン分類がAustraliaで示されているゾーン。)の諸港を仕出港又は仕向港とする割合は約5%(全船舶約2%)と大きくなる。

 

6] 100,000GT以上(表2.8-6参照)

原油タンカーが中心となる100,000GT以上の船舶では、ゾーン別集計で全船舶の場合1%程度であるアラビア湾の占める割合が、約4分の1まで大きくなる。

 

なお、添付資料20に船型別の全OD表を示す。また同添付資料に、100,000GT以上の船舶の極東ゾーンにおける寄港地を船種別に示す。

100,000GT以上の船舶の極東ゾーンにおける代表的な寄港地は次のとおりである。

貨物船

日本:福山、川崎、木更津、名古屋、大分

韓国:Kwangyang、Pohang

タンカー

日本:千葉、平安座、姫路、川崎、喜入、水島、名古屋、堺、坂出・下津

塩釜、徳山、苫小牧、四日市、横浜

韓国:Daesan、Onsan、Ulsan、Yosu

台湾:Kaohsiung

液化ガスタンカー

日本:千葉、姫路、川崎、木更津、名古屋、新潟、堺、四日市

韓国:Inchon、PyongTeak

台湾:Kaohsiung

 

 

 

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