(2) 船型別構成
表2.6-4及び図2.6-1は、液化ガスタンカーを船型別に航海数及び船舶数に分けて集計したものである。
これをみると、最も多い液化ガスタンカーの船型は航海数/船舶数ともに30,000〜99,999GTの船舶であり、航海数の約半数、船舶数の約40%を占めている。
船型別構成の累積比率でみると、30,000GT未満の液化ガスタンカーは、航海数で約3分の1、船舶数で全体の半数を占めているが、全船舶及び他の船種と比較してその比率が小さい。
1隻あたりの航海数でみると、全体の平均では1隻あたり約16航海しており、船型別では、100,000GT以上の船型の船舶が27.5航海と他の船型の倍近く又はそれ以上の航海数となっている。
また、全船舶の場合のような、船型が大型化するにつれ航海数が減少するといった傾向は特にはみられない。