第6部 CFSの安全作業心得
1. 作業指揮者
(1) 任命を受けたら腕章をつける
(2) CFS作業場内外の点検をする
(3) 作業予定を把握、確認、安全作業を指示する
(4) 作業の的確な状況を判断し、適正な作業者の配置を指示する
(5) 適確な作業方法を指示する
(6) 作業に適した道具の選定、準備点検をする
(7) 周辺の関連事業従事者(検数、検量等)との連絡調整を行う
(8) 作業者は作業に適した保護具を着用しなければならないが、その使用状況を監視する
(9) 作業者が不安全な作業行動をしないか監視する
2. CFSフォークリフト運転作業
◎始業点検
(1) 任命されたら指名札をつける
(2) エンジンオイル・燃料・タイヤ空気圧等の点検、確認
(3) エンジン各部からの異常音はないか確認
(4) 各スイッチ、メーター表示ランプ、計器類の点検、作業状態確認
(5) フットブレーキ・サイドブレーキ・バックブザー等の点検、確認
◎運転操作
(1) 貨物を持って走行する時は、後進を原則とする
(2) 走行中貨物が落下する恐れがある時は、貨物にロープ巻きするとき、落下防止措置を施す
(3) 走行時の爪の高さは、床面から約15〜20cmを保持し、マストを後斜させて走行する
(4) 急発進、急旋回、急ブレーキは避ける
(5) 貨物を持つ時は重量・重心・荷姿等を確認し、制限荷重を越える貨物を積載してはならない
(6) 貨物を爪で直接押さない
(7) 運転中は常に周囲の状況を把握し、作業者、車両等に充分注意する
(8) 貨物に合った爪を使用する
(9) 運転席を離れる時は、爪を床面まで降ろしエンジンを止め、ブレーキを掛けてキーをはずすこと
(10) フォークまたは支持されたパレット・バランスウエイト等に人を載せて走行してはならない
(11) フォークで支持された貨物の下に人を立ち入らせてはならない
(12) 貨物を載せたパレットの段積を行う時は、安定性を考慮し安全確実に積付けること