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(4) コンテナ船の危険物取扱量・積載量の実例

欧州航路コンテナ2隻のA港における危険物取扱量及び通過量の実例を表3.6に示し、A港における取扱量及び割合を表3.7(1)及び3.7(2)に示す。

また、A船の入出港時における危険物積載量の割合を図3.4〜図3.5に示す。

表3.7(1) (A船)によると取扱量の割合として、引火性液体類(42.1%)と腐しょく性物質類(27.7%)で約70%を占め、次に高圧ガス類(8.8%)、有害性物質類(7.8%)、毒物類(7.7%)の3分類がほぼ同割合となっている。

表3.7(2) (B船)では、引火性液体類(22.9%)、酸化性物質類(22.5%)、腐しょく性物質類(19.6%)、毒物類(9.6%)の順になっている。

 

表3.6 コンテナ船危険物積載量

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(注) 1. A、B船は4,700TEU積みコンテナ船

2. 重量は貨物の自重であり、港則法上の危険物でない物質も含む。

 

 

 

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