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五月山グリーンエコー活動報告

 

経緯・いつ、どんな風にできたんやろ?

 

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五月山グリーンエコーは 社)大阪自然環境保全協会里山委員会の里山保全活動の一環として『里山公園管理プロジェクト』(自治体と市民による里山管理)のモデルとして池田市みち・みどり課との協力により1996年6月に発足しました。当初35名であった会員も現在は70名を超え、会社員を中心に主婦、教師など様々なメンバーに支えられ、毎月第四土曜日に緑のセンターに集まり活動を行っています。活動地は池田市有地である五月山緑地(約70ha)の中で現在、センター近辺の杉ケ谷川沿いの[すがたに広場]周辺、[市立山の家]下の竹林を中心に5ケ所で行っています。

 

目的・何を目指して活動してるの?

 

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身近な自然環境である五月山を、生き物が豊かで明るくイキイキとした森に回復させ、その森で市民誰もが気楽に安心して自然と親しめる、そんな里山自然公園にしていく事が我々の活動の目的です。さらに、その活動を通じて、市民の活動として参加する市民から参画する市民へのステップアップをも目指してます。いうなれば私達の公園を私達が考え、私達が行動するという意識を高められればとも考えています。また地元のグループとして様々な形で地域とのかかわりをも大切にしていきたいと考えています。

 

内容・いつもどんなことやってんの?

 

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山の下草刈りを基本に、樹木の選択刈り、植樹、観察路づくりなどの管理作業が中心です。また、最近その拡大で周辺の樹木を枯らすと問題になっている放置された竹林の間伐とその竹材の有効利用の一環としてのドラム缶窯による炭焼きや竹工作なども行っています。さらに、作業をするだけでなく、自然の生態系を理解したナチュラリストとしての素養を身につけるべく、里山や自然に関する座学や観察会なども活動のメニューに加えています。また、作業のお楽しみとして、昼食時のバーベキューや野草などを使ったアウトドアクッキング、他活動グループの視察などや、その他地元での交流活動としてフェスティバルへの出展参加や、小学生などの子供達との炭焼きやクラフト等の指導、交流なども行っています。

 

 

 

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