4. ドラム缶で炭を焼く
簡易窯(タヌキ窯)の製作
(1) ドラム缶を本体と蓋の部分に切断する。蓋の切断は図の様に缶の端から約10〜15cmの位置で、輪切りにする。蓋の厚みは焚き付けの柴を入れるスペースになる。
(2) 本体に蓋を固定するガイド板=棒を溶接。留め金具は本体の外側に3ケ所、蓋がはまり込むよう10cmぐらいの帯鉄、または鉄棒を使用する。補助金具を長くして溶接せず、側面に土で固定してもよい。
(3) 蓋の下部に焚口用の長方形の穴を(20×25cm程度)開ける。市販のブロックより少し小さな穴にすると焚口をふさぎ易くなる。
(4) 蓋の反対側(底部)の下部におよそ10cmの煙り抜きの穴を開け、エントツの取り付け口を作る。
(5) エントツ用には土管またはブリキやトタンの丸めたものを用意。本体とエントツは、粘土や小石で固定して取り付ける。
(6) 焚口を閉じるためのブロックまたはレンガ・石板などを用意する。