(3) 種駒を打ち込む。
開けた穴一つ一つに種駒を差し込み、カナヅチで打ち込む。すこし樹皮がへこむくらいしっかり打ち込む。
(4) 伏せ込み
山の斜面に原木を荒く組み、直射日光が当たらないように枝などで覆いをかけ、翌年の夏まで置く。(早ければこの段階で生え始める)
(5) ほだ場(ほだおろし)
スギの林など常緑樹で湿度が高く、風当たりの少ない日だまりの場所を選び、合掌型に立てかけて並べる。
翌春に自然にでてくる椎茸を春子という。
秋子は10月頃に一昼夜水に浸けて、引き上げるときにほだ木の切り口を叩くと菌が目を覚ますといわれる。この方法でうまくいけば、3年〜10年は収穫できる。