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3. 作業に適した服装

 

作業にあたっての服装は、図のように、帽子と軍手を着用し、長袖シャツに厚手の作業ズボンのような丈夫な衣類を着けます。(ジーンズは丈夫ですが汗をかくと動きにくくなるので不向き)靴は底が厚いものでくるぶしが隠れるようなものがよいでしょう。帽子は、直射日光を避け、髪の毛が木などに絡まないようにするためのもので、できれば頭の保護のためにヘルメットを用意すればベターです。

軍手は、手を傷つけないためのもので、ゴム引きのものがあれば鎌などを持つときすべらなくて具合がよいでしょう。刃物がすべって飛ぶ危険を防止する点からいえば、刃物を握る手は素手のほうが安全であるといえます。

長袖シャツは、紫外線を防ぎ、ウルシなどのかぶれを防止し、蜂にさされたりすることを防止するために必要です。ズボンは、イバラなどに引っかかっても破れない丈夫なものがよいでしょう。(ニット製品は引っかかりやすい)底の厚い靴は、切り株などを踏み抜くのを防ぎ、くるぶしまで隠してマムシの害を防ぎます。いずれにしても、たとえ炎天下の作業であっても、身体の露出部分は極力少なくします。

*救急薬

切り傷、擦り傷、虫さされなどは用心していても発生するので、救急薬セットを用意し、あり場所を明らかにしておきます。

 

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作業時の服装

 

 

 

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