・距離測定用器具
巻尺(30〜50cm)、ポール、杭
・製図用具
図紙、押ピン(セロテープ)、筆記用具、三角定規、三角スケールなど
■平板の据え付け
平板を据え付ける作業を平板の標定といいます。標定は、位置・水平・方向の3条件を満足しなければなりません。その操作は、致心(位置)整準(水平)定位(方向)の3段階に分けて行います。
(1) 致心〈図1-3・図2-1を参考に〉
致心とは、求心器により地上点と対応する図紙上点を同一鉛直線内に導く作業のことです。
操作は、次の順序によって行います。
・目測で地上の点と図上の点とがほぼ鉛直線上にあるように平板を据え付けます。
・図上の点に求心器の先をあてて、下げ振りを下ろします。
・下げ振りの垂球を地上の点に一致するように平板を移動させます。