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1. 里山とは

 

私たちが暮らす日本の多くの都市や集落では、その外周を「みどり」の山々が取り巻いており、町の中央部や周辺部に河川を、町中のいたるところに水路やその痕跡を見ることができます。

河川や水路の上流に広がる山々は、多くの場合都市のバックグランドとして、グリーンベルトを形成しており、河川に沿って発達した我国の町の成り立ちをよく現しています。

 

それぞれの山地帯の前面には、古くから「里」の人々によって利用されて来た雑木林が広がっており、現在の都市住民にとっての最も身近な自然となっています。私たちはこのようなアカマツ林やクヌギ・コナラ林、竹林などのことを「里山」と呼んでいます。

 

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大阪・北摂地域の里山風景(アカマツ、クヌギ、タケなどで構成される)

 

 

 

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