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(2) 島の道路景観を回復・演出する

12) 集落内白砂の道の緑化修景

集落内の白砂の道は伝統的集落景観を構成する大切な要素である。朝起き会による朝のほうき目は住民、来訪者を問わず人々の気持ちを一日中さわやかにしてくれる。今後とも集落内道路は歩行者中心の道であることから、ほうき目に加えて草花による美化修景を促進するものである。草花は渡名喜島においては外来種に頼らず、リュウキュウスミレ、ハマヒルガオ、ショウキズイセン、カワラナデシコ、サイヨウシャジン等の在来の草花を、道路に面した各屋敷の住民自らが育てることとし、そのために趣旨説明と草花の無料提供をあわせて行う。

 

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リユウキユウスミレ、カワラナデシコ、サイヨウシャジン等の在来の草花で美化することで歩行者主体の道となり、また住民による質の高い生活環境づくりができる。

 

 

 

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