日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 歴史 > 地理.地誌.紀行 > 成果物情報

渡名喜島伝統集落周辺域における自然的歴史的景観の保存活用調査

 事業名 観光資源の調査及び保護思想の普及高揚
 団体名 日本観光振興協会 注目度注目度5


3] 地勢

<地形>

渡名喜島の地形は、北部と南部の両側が標高140m〜180mの丘陵地で、この2つの山塊に挟まれた中央部のわずかな低地(海岸低地)に集落を形成している(図2-3、図2-4)。

北部は、北よりに位置する西森(ニシムイ・146.0m)が最も高く、全体的に緩やかな、丘陵(一部、台地・段丘域)であるが、東から北海岸にかけては急崖な地形となっており、所々小さな海浜域も見られる。北西部には海浜域が続いている。

南部は、島で最も高い大岳(ウータキ・176.1m)をはじめ義中山(ギチューヤマ・136.9m)、大本田(ウーンダ・165.3m)、ヲム(150.6m)など、北部に比べ起伏の多い複雑な丘陵地形で、いたるところでは奇岩が露出しており、独特な景観を形成している。特に島の南東部は最高約170m、長さ200mに及ぶ岩壁がそそり立ち、県内でも類のない岩壁規模を誇っている。同じ南東部には、海浜、砂丘域が、また南西部にも海浜域が見られる。

岩石のないところは以前、山の頂上近くまで耕作地として活用されており、段畑の跡が残っている。

この南北の山塊に挟まれた北よりの低地(海岸低地・海抜5m〜8m)に集落を形成している。渡名喜島は元来、北部と南部のふたつの山塊が独立した島で、その海峡を砂丘砂が堆積し、この低地が形成されたと考えられている。集落周辺には、ほ場や港の整備などの人工平坦地がみられる。

渡名喜島、入砂島ともに鹿児島の南部から台湾方面へつながる霧島火山帯に属し、両島周辺では、サンゴ礁の発達が比較的良好で、幅600m〜1,200mのイノー(礁湖)が島を取り巻いている。

 

004-1.jpg

北部

 

004-2.jpg

南部

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
1,207位
(33,950成果物中)

成果物アクセス数
8,874

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2022年1月15日

関連する他の成果物

1.ふるさとの原風景 浮野の里 市民参加による保全・活用計画
2.日野商人と桟敷窓の町並み保全とその活用
3.「自然と文化」第64号(紅山文化と縄文文化)
4.「自然と文化」第65号(日本人の魂のゆくえ)
5.「自然と文化」第66号(村山智順が見た朝鮮民俗)
6.「第8回地域伝統芸能全国フェスティバル」プログラム
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から