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6-6 利用促進計画

 

浮野の里がほんとうに魅力的でも、また、いろいろな体験メニューを用意したり楽しいイベントを打ち上げても、浮野の里の価値や存在が知られなかったり、せっかくの企画が外へ伝わらなければ、活動する意味がない。浮野の里とその活動をPRする利用促進活動は、ますます重要になってくる。

 

1) 資料の作成

 

・案内パンフレット…浮野の里の魅力を総合的に紹介する基本資料。

・資源ガイド冊子…地域資源の中身をまとめた一般向けの解説書。教材用は別に作成。

・景観マップ…景観の見どころと回遊ルートをジョイントしたマップ。

・体験活動ガイド…体験プログラムを選ぶためのガイド。

・情報チラシ…イベント、歳時記(見ごろ)などをのせたかんたんな情報紙。

 

2) 広報活動

 

・学校関係…体験プログラム活用の啓蒙。市周辺地域まで広げて。

・外部媒体…新聞、テレビ、雑誌、ミニコミ紙、市広報などを通じて。

・インターネット

 

3) 広域ネットワーク計画

 

これは、市および周辺地域の観光資源との連携により、相互の行き来を活発にさせることを目的にしている。このための手段として以下の方法が考えられる。

 

・広域案内板の設置…相互に案内板を設置し、全体の情報を伝える。

・行事・イベント情報の表示と配布…開催前から開催期間中までパネルに表示。

・案内パンフレットの配布…基本情報の伝達。

・広域ルートマップの配布…思いついたらすぐに行ける状況を設定。

 

これらは雨対策などをとって、できるだけ1ヵ所にまとめる。どうしても無理なら、配布資料は設置可能な場所へ移すが、案内板にその所在を示す。広域案内板の横に書き込みスペースをとり、行事・イベントの第1情報をそのつど書き込む。これらの製作費用は関係機関で按分する。

 

 

 

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