4) 自然環境の保全・管理
浮野の里の自然環境は、当地域に残るふるさとの原風景と重なるところがあり、景観を保全することで、自然環境の保全に結びつくことも少なくない。しかし、浮野の里という名称の起源となった特異な自然は、いわば新田開発以前の原風景であり、われわれのイメージとはかけ離れる。したがって、この場合は景観という視点とは異なる、ある意味ではかなりシビアな保全・管理が要求されるだろう。しかし、浮野についてはまだ未解明な部分も残されているため、ここではあくまでも課題として提示するにとどめておく。