4) 「浮野の里・葦の会」の活動
浮野の里・葦の会(以下、葦の会)は会員数が多いため、それぞれの会員の特性、能力、経験などが生かせるよう4つの実行委員会を構成して、以下のような事業を企画・実践している。
平成9年
・6月第2、第3日曜日に「浮野の里・あやめ祭り」を開催。1都4県62市区町村から延べ約6,500人が来訪。
・美化活動として、ハナショウブ約700株を増殖。
・環境保全・整備活動として、除草、清掃、植物表示板の取付け、ハナショウブの管理、クヌギ並木、田堀、屋敷林の保全など。
・市主催「加須の浮野の植物展」への協力。
平成10年
・「村おこし講演会」の開催。会員約50名が参加し、熱心な意見交換も。
・会員の親睦を図るため、4月「桜祭り」を開催。
・環境整備事業として、ちりじ野のあずまや付近にキスゲ20株、散策木道沿いにハスを、トイレ・駐車場脇にマリーゴールドを植栽。ほかにコナラの植栽、除草、清掃など。
・6月第1、第2日曜日に「浮野の里・あやめ祭り」を開催。雨にもかかわらず延べ5,000人の人出を記録。
・グリーンツーリズム推進事業に参加、バスツアー客30名を受け入れ、浮野の里散策ガイドや田舟漕ぎ遊覧を実施。
・「浮野の里にホタルを!」を合言葉に、ホタルの増殖活動を開始。
・ふるさとの並木道案内板設置。
・地域資源(ため池)活用支援活動。埼玉県水産試験場のギンブナ生育調査に会員所有の田堀を提供。
・「市民つり大会」を開催。市農政課の協力で。
・葦の会が国土庁主催の「地域づくり表彰」で全国地域づくり推進協議会会長賞を受賞。