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新世紀

〜南九州の新たな観光戦略〜

 

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南九州広域連携観光振興会議開催実行委員会 会長

鹿児島県知事

須賀龍郎

 

南九州は、古くは遠く天孫降臨の神話の時代にさかのぼり、現代に至るまで多様な歴史と伝統が息づく地域であります。

そこには、世界一のカルデラを持つ「阿蘇」、今なお活動を続ける活火山「桜島」や日本で最初の国立公園に指定された「霧島連山」などの雄大な大地、美しい景観が続く「日南海岸」などの海岸線、青い海に輝く多様な文化で彩られた島々、永い時間を経て培われた伝統の技と美、自然の恵みを生かした食文化など南国の息吹に育まれた多くの魅力が満ち溢れております。

このような南九州の魅力をひとりでも多くの方々に体験していただけるよう、これまで三県共同で各種施策に取り組んでまいりました。

21世紀という新たな世紀を迎え、新時代の観光ニーズに対応した南九州の多種多様な旅の楽しみを広く国内外に発信していくため、南九州三県が一体となって広域的な観光施策を一層強力に推進していくことが必要であると考えております。

このような思いから、このたび、「南九州広域連携観光振興会議(南九州WAC21)」を開催することになりました。この振興会議の開催を契機として、南九州広域観光の推進にさらに積極的に取り組み、南九州のイメージアップと観光客の誘致促進に努めてまいりたいと考えております。

(南九州WAC21プログラムより)

 

 

 

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