宿泊観光で利用したすべての交通機関を複数回答であげてもらった結果は、「自家用車」が最も多く51.2%、次いで「貸切バス」22.8%、「JR」21.6%の順となっている。
これを主要な交通機関1つに限定してもらっても、「自家用車」48.9%、「貸切バス」18.8%、「JR」15.3%で上位3位に変動はみられない。複数回答の利用交通機関の層別の特徴は次のとおりである。
地域別で利用率の高いものは次のとおりである。
・自家用車 北海道(71.4%)
・貸切バス 四国(33.3%)
・JR 東北(24.3%)
関東(25.2%)
関西(24.0%)
中国(28.2%)
・飛行機 九州(22.4%)
・私鉄 関東(10.9%)
中国(10.8%)
・路線バス 関東(10.4%)
中国(9.7%)
・タクシー・ハイヤー 中国(15.4%)
四国(12.5%)
都市規模別では、「JR」の利用は、都市規模が大きいほど高く、「貸切バス」は都市規模が小さいほど利用率が高くなっている。
性・年齢別に利用率の高いものは次のとおりである。
・自家用車 男性25〜29歳(74.5%)
30〜34歳(73.2%)
35〜39歳(70.1%)
40代(70.0%)
女性25〜29歳(71.1%)
30〜34歳(74.6%)
35〜39歳(60.7%)
男女とも20〜30代の利用率が高い。
・貸切バス 男性15〜17歳(36.1%)
18〜19歳(45.5%)
60代(41.3%)
70歳以上(35.3%)
女性60代(31.4%)
70歳以上(37.0%)
男女とも高年齢層に多く、男性では高校生にも多くなっている。